眠り姫

Ralphは冒険者が去ったあとの研究施設を訪れた。
施設は破壊しつくされており、床には実験装置の部品や容器のガラス片が散乱していた。
冒険者のおかげでMinaxの手下、GeraltIIの研究も阻止でき、妖精も救えたようだ。
Ralphはホッと一息つくと、何か再利用できる物がないか探し始めた。
装置のパーツや薬草、希少な金属類、彼にとっては宝の山と言っても過言ではない。

ふと右側の破壊された容器を見ると、General Frostの模造品が横たわっていた。
それはすでに息絶えていたが、かつての仕えていた主の姿を見ると
なんとも言えない気分になる。
「量産されなかっただけでもよしとするか・・・」 Ralphは、そうつぶやくと施設の奥へと進んだ。

壁際の破壊された装置を見ると、ちぎれた布がゆれている。
Ralphは、それに近づくと装置の裏側を調べ始めた。
壁との隙間から風が出ているのを確認すると、注意深くあたりを探る。
するとスイッチらしきものを発見、一瞬ためらったが押してみた。
ギギーという音と共に壁の隙間が広がる。
これは奥に何かあるな?と思った彼は中に入ってみる事にした。
そこは薄暗い部屋になっており、装置類も破壊されていない事から
冒険者もここには来ていないようだった。
「なんだこれは?」 部屋の中央に進んだRalphは思わず声を出してしまう。

金属で出来た台の上に1人の女性が寝かされていたのである。
それはまるで眠っているお姫様のようであった。
容姿端麗、透き通るような白い肌はどことなくあの方を思いだす。
Ralphは女性の脈と呼吸を確認するが、それらは非常に弱く、いつ止まっても
おかしくない状態だった。そして彼は、台の横の書類に気づき目を通す。
そこには、今までの実験経過や投与した薬の種類などが記載されており
更に信じられないのは魂を抜いたと記されていたのである。

これは一体何の実験なのか?? Ralphは頭をフル回転させようとしたが
途中でそれを停止した。 以前の彼であれば女性の命など気にせず
実験の事を優先するだろうが、今の彼は違っていた。

「どうすればこの女性を助けられるだろうか?
それとも、このまま安らかに眠らせてあげたほうが・・・」

Ralphはふとポケットに入っていたGeneral Frostのコアの欠片を取り出した。
「これがあればひょっとして・・・」
必要な機材と女性をかかえ彼は研究施設を後にした。

※前回の関連イベントはイベントレポ2016年の「雪のカケラ」をご覧ください。
=================================================
こんにちは
王室広報官のRiccioです。

今回は匿名のRさんという方から依頼が来ております。
詳しくは当日話されるという事でなので、お時間のある方は是非どうぞ
=================================================
日時 6月5日(日) 22時
集合場所:Jhelom 銀行前(トランメル)

注意事項:
◆ 当日はチャットチャンネルHokuto EM Eventへお入りください。
◆ 円滑なイベント実施のため、皆様のご協力をお願い致します。
◆ 貴重品はお持ちにならないでください。(装備品の保険をお忘れなく!)

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.